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グイン・サーガシリーズ

前後のシリーズ記事

  1. 【読書感想】流浪の皇女 (グイン・サーガ144)
  2. 【読書感想】水晶宮の影 (グイン・サーガ145)
  3. 【読書感想】雲雀とイリス (グイン・サーガ146) (この記事)

今回の本

タイトル:雲雀とイリス (グイン・サーガ146)
著者:五代 ゆう
ジャンル:ファンタジー

あらすじと登場人物

あらすじ

1 ついにグインの前に現れた死んだはずのアルド・ナリス。キタイの竜王によって蘇ったようだが、彼は純粋に世界の謎に迫るためにグインが欲しいと語る。イシュトヴァーンやリンダ、そしてシルヴィアの姿をグインに見せる事で動揺させ、心の隙間を狙うが…

2 ヴァラキアでは沿海州諸国によるパロへの進軍が話し合われていた。各国の思惑が交差する中、陸軍が弱い沿海州諸国が内陸国に攻めるのは難しいと結論が出る。その会議の後から陰謀は動き出す…

3 ゴーラ王イシュトヴァーンの子であり、アムネリスの忘れ形見、モンゴールの王子であるドリアン。モンゴールの騎士アストリアスは、ドリアンの兄であるスーティとの「ドリアンを守る」という約束に悩む。傀儡として、政争・戦争の道具とされる人生か、一人の人間としての幸せか。アストリアスが選んだ結論は…

4 マリウスやリンダ、パロからの脱出組はついにケイロニアへ。グインは不在だがパロでの窮状を訴え、一息つく一行。そしてマリウスは別れた妻ケイロニア皇帝オクタヴィアと語り合う。

登場人物

グイン

豹頭の大男。ケイロニア王。圧倒的なカリスマと力を持つ。

アルド・ナリス

死んだはずの神聖パロ王国初代聖王。圧倒的な美貌と頭脳をもち、世界の秘密を知るべくグインの力を狙っている。

感想

ついにナリスとの対面。パロの王家の人間として色々背負ってきた立場だったのが、一回死んで生き返った事で楔や鎖が外れ、やりたかった事を手段を選ばずやっている/できるという印象。キタイの竜王との思惑とはまた別のグインを狙う第三極となっていきそう。楽しそうで何より。

アストリアスの葛藤は胸に響くものがあった。前巻で、せっかくモンゴール勢からスーティ達がドリアンを助け出したのに返しちゃって、また回り道かと嘆いていたけどこの結末には納得。シリーズ最初期から登場しているわりに物語の中でロクな目にあっておらず、途中完全に忘れられていて復活したと思ったら最終的に一番人間的な感性を持っている人物に。これでスーティのパーティに前衛が増えたという事で俄然RPGのメンバー化してきたなと。後衛の魔法使いがめちゃくちゃ強すぎてバランス悪いけど。

胸に響いたところその2。生死もわからぬスカールを思うリギアを優しく抱擁するヴァルーサ。響いたどころか泣きかけました。読み手の視点ではスカールはずっと大立ち回りやってたから忘れていたけど、リギアは何も知らないままだったよなぁと。パロの災難から色々あったのに生き別れた愛する人の生死もわからぬまま人々の面倒を見て先頭に立って導いて苦労して‥。けれど微笑むリギア。それを見て抱擁するヴァルーサ。良いシーンでした。その後、スカールも同じ空の下にいるのだと熱く想った直後に愛人を部屋にいれたのは苦笑いだったけど。

終わりに

沿海州がどういう風に進むかまだ全然わからないので怖いなぁと思いつつも色々動いた巻でした。

しかし最後の最後のシーン、脳内で完璧に映像となって流れたなぁ。

 

■シリーズ一覧:グイン・サーガ

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