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今回の本

タイトル:ロードス島戦記 誓約の宝冠1
著者:水野 良

書籍版が発売したのは少し前ですが、ちゃんと調べずにkindle版を購入してしまい(書籍版から発売1ヶ月後にkindle版発売)やっと読むことができました。

あらすじと登場人物

あらすじ

ロードスという名の島がある。

 

ロードスの騎士パーンやマーモ王スパークの時代から100年。

ロードスの6つの王国は、古代の魔法の王冠の力で互いに強制的に同盟を結び平和を謳歌してきた。

しかしロードス最大の国家であるフレイムの新国王ディアスは戴冠に際し王冠を拒否。ロードスの統一を目指し突如各国に宣戦を布告する。

 

マーモ王国もフレイム王国に対して王冠の盟約により立ち上がるが、フレイムとは他の5国全ての力を合わせても及ばない圧倒的な国力差。そこでマーモ王国の第三王子クリードはフレイム側に亡命する事を計画。フレイムが勝利した場合はマーモの自治を認めてもらう為、フレイムの傭兵として戦果を挙げる道を選ぶ。

 

そしてもう一人。マーモ王国の末王子ライルはフレイムを止めるため「ロードスの騎士」の伴侶である「永遠の乙女」ディードリットを探しだす旅に出る。

登場人物

ライル

マーモ王国の第四王子。魔獣使いに育てられた為ヒッポグリフと心通わせる。

フレイムの野望を止めるため、永遠の乙女ディードリットを探す。

ディードリット

100年前、ロードスの騎士パーンと共に幾つもの戦乱を終わらせたハイエルフ。「永遠の乙女」。

現在は帰らずの森にて隠棲している。

クリード

マーモ王国の第二王子。フレイム王国の覇業に対し、マーモの自治を認めてもらえるようフレイムへ亡命。傭兵隊に入り自身の力を認めさせようとしている。

感想

自分のファンタジー感を作り上げたといってもいいロードスの新刊。いやあ待ってました。

まったく情報を仕入れず読んだので、わかっていたのは表紙にディードがいるという事だけ。読んでみると舞台はパーンの時代から100年後という事で、馴染み深いキャラクター達とは会えないかーと最初数ページを読む前まで勝手にそう思っていたんですが、そうエルフ・ハーフエルフは永遠の寿命。ディードは勿論、あの人も健在。ファンタジーならではの不思議な感覚ですね。そしてドワーフも結構な寿命あったはずだからあの人は出てくるんだろうかとも思ったり。

物語の主人公はマーモ王国の兄弟達のようで。末王子・第三王子が一番動きがある役割のようだけど、長男や長女が何やら謎の何かと結びついてそうだし上辺だけの波乱だけでなくとんでもない波乱も控えてそうな感じ。兄弟姉妹が多くて父親が亡くなったばかりの王家(一家はバラバラに)となると氷と炎の歌(ゲーム・オブ・スローンズ)をちょっと思い出してしまい全員無事でいてくれー!という気持ちで読んでます。

過去作で色々あったマーモも、我らがスパーク君が悩み苦しみ諦めずに決めてきた事が芽吹いていている様子。兄弟達の性格・性質にもそれがあるし、住民の意識にもしっかり根付いていて新しいシリーズではあるけどもあぁロードス島の続編を読んでいるなぁと感慨深い気持ちにも。

しかしやはりパーンの時代で一番問題の国だったマーモから覇道を目指す国に対して他の国へと働きかけていくというのが何というかすごく簡単に言うとエモい。その最初の国がやはりパーンの時代であれがこうだったあの国というのもエモい。ロードスの騎士であり自由騎士パーンの物語を逆になぞるような物語。それをなぞるのは第二の主人公でありパーンに憧れつつも自分の道を見つけたスパークの子孫たちというのが最高。次の巻も楽しみです。

しかしモスはいつでも内輪もめしてるしアラニアは攻められてるなぁ。もはやお約束。

終わりに

ロードス島シリーズの中ではロードス島伝説のナシェルが好きで好きで。だからこそ冒頭でウォートの口からナシェルの事が一言だけとはいえ聞けてジーンきました。あれから何十年経っても、ウォートの中での最大の苦い思い出としてナシェルのことがあるんだなぁと。もし彼が表舞台、日のあたる道を歩み続けたら・・・という妄想を十何年ぶりに再開せざるを得ません。気持ちも入ったのでとりあえず漫画版「ファリスの聖女」を久しぶりに本棚から取り出しました(ナシェル出てないけど)。

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