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天冥の標シリーズ

前後のシリーズ記事

  1. 【読書感想】天冥の標Ⅱ 救世群
  2. 【読書感想】天冥の標Ⅲ アウレーリア一統
  3. 【読書感想】天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち (この記事)
  4. 【読書感想】天冥の標Ⅴ 羊と猿と百掬の銀河
  5. 【読書感想】天冥の標Ⅵ 宿怨

今回の本

タイトル:天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち

著者:小川 一水

天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

エロかった

あらすじと登場人物

あらすじ

西暦2313年、キリアンは記憶がないまま知らない場所で目が覚める。そばにはアウローラと名乗る全裸の少女が侍っており、本能のままキリアンは彼女と性交する。

行為ごとに記憶を消され、そのたびにアウローラかその姉ゲルトルッドと交わる日々を送るキリアン。疑問を懐きつつも、その情欲に抗うことの出来ない日々であったが、突如エルンゼアナ率いるバージンポリスによってキリアンは拉致され、獣人のペットとして犯されてしまう。

何とか助け出され、アウローラ達が人間とセックスする為に作られたラバーズだと聞かされたキリアン。記憶も戻されたが彼は帰る場所・行く宛のない身だった。そんな彼にアウローラは一緒にセックスの極致にあると言われるマージ<混爾>を目指そうと誘うが…

登場人物

キリアン

記憶を失った少年。冥王斑回復患者<プラクティス>である事は覚えており、性欲はかなり強い。わけあって故郷から離れている。アウローラと共にマージに至ろうとする。

アウローラ

キリアンが目覚めた時に側に居た少女。絶世の美女ではないが、キリアンが惹かれる要素をすべて持っている。その正体は人間に奉仕するよう作られたアンドロイド、ラバーズの最新型。

ゲルトルッド

アウローラの姉であり、キリアンが想いを寄せていた「ある人」を想い起こすような姿をした美女。

ラゴス

現存する最古のラバーズ。最新型ほど尊ばれるラバーズ社会においては、建築や修理の技工は尊重されつつも軽んじられている。包容力のある物静かな性格。

感想

「種」と「愛」。シリーズ全体のテーマだと思うんですが、今回はかなり強く出ていたなぁと。特に愛。

中身の3/4はセックス及び類する行為をしていたんじゃないかという官能イメクラSF小説だった。えろーい。

 

これまでは巻が代わると年代が世紀単位でジャンプしていたけれど今回は前巻の2~3年後。まだまだ知っている名前がチラホラ目について楽しい限り。

○○の子孫◇◇というのも色々想像できて楽しいけども、好きなキャラクター達が元気にしているとわかる方が嬉しいかな。アウレーリアは相変わらずアウレーリアだった。

時代の転換点ぽい年代なのでしばらくこのあたりの時代を動かすのかな?

 

天冥の標、最初はアニメとかドラマとか映像映えする作品だろうから、何でしてなかったんだろうなぁと思っていたけどもこの巻読んですべてを察する。

文章だから厳しい年齢制限はないけども映像化したらR指定必須だった。これは難しい。でもラバーズ達の成り立ち、特にⅠで登場するラゴスの本質・行動を理解する為には絶対な必要な巻なわけで、(ここまで生々しく艶事中心の話とは思っていなかったけど)ここを省くわけにはいかないもんなぁと。ここで性愛中心の話を入れるからこそシリーズがぐっと締まるんだと思う(という風に期待している)。

 

しかしⅠで言及された7つの勢力、「医師団・宇宙軍・恋人・亡霊・石工・議会・救世群」が順番にその成り立ちと展開が語られていっているような感じだけど、その彼らがなぜメニー・メニー・シープに共に降り立つ事になったか、まだまだ影も形も見えてこない勢力もあるし、だからこそその時からの記憶を持つラゴスの重要さが際立ってきたなと。いやぁ考察・妄想が止まりません。

おわりに

さらっとネットの感想を見ると賛否両論が見事に別れてて面白い。自分は好き。えっちなのが良い。

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