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紙の魔術師シリーズ

前後のシリーズ記事

  1. 【読書感想】紙の魔術師
  2. 【読書感想】硝子の魔術師 (この記事)
  3. 【読書感想】真実の魔術師

今回の本

<紙の魔術師シリーズ>の第2弾。時系列が続いている続編です

あらすじ

前回の戦いも落ち着き、セイン師の元で紙の魔術の修行に励むシオニー。だがシオニーの目下の関心事は師匠であるセインとの関係の行方だった。

セインの心臓を旅することで自分の事のように彼のこれまでの人生を理解する事ができ、彼への思いは募るばかり。心臓内で彼に思いを寄せている事を伝えてしまった気まずさはあるのだが、なによりその気持を知っているはずのセインの反応はいまひとつ。

そんな中、シオニーは紙の魔術の勉強として紙の製造工場の見学に向かう事に。しかしそこで行った事態を発端として、シオニーの謎の力の秘密を探ろうとする禁忌を扱う魔術師に狙われるようになる…

 

感想

メインの二人

のっけからラブロマンス。とにかく恋するシオニーちゃん。かわいい。けど甘すぎて読んでるこちらは胸やけしそう。でもかわいい。

そんなシオニーから今回は眼からの情報を隠そうとするセイン(エメリー)。前巻では眼からの情報が山ほど見て取れる人だったのでシオニーの洞察力もあって凄くわかりやすい人だったのに。でも慌てている時にはまだ出るのがこちらもなかなかの可愛らしさである。今巻ではいきなり「君(シオニー)は眼の保養になる」とか歯の浮くようなセリフを言いだしてビックリ。この人はこの人でかわいい弟子との生活に浮かれてるんだろうなぁとか思いながら読んでました。

エメリーの家とエメリーの心臓内部が主な舞台だった為、エメリーの物語といってもよかった前巻に比べ、今回はようやくシオニーの物語という感じ。色々狙われているにも関わらず恋愛脳になってたり、見た事は忘れないという完全記憶能力の設定が前巻より強く活かされていたり。けど相変わらずの無鉄砲により、上手くいきすぎな話だった前巻からの反動がすごい。

世界観・舞台

前巻ではページの半分以上が心臓の中というなんともな舞台設定だったのが、今回は現実世界でイギリス内+αをアチコチ。舞台がIf世界ながら100年前ってのを最初忘れていて電信機というワードに最初とまどう。交通機関や通信手段云々と魔法が良いバランスだなーと思っていたけど、どこでもミラーは流石に便利すぎてビックリした。

読み終えて

今巻のタイトルは硝子の魔術師。シオニーとエメリーが契約しているのは紙なので、硝子ってどういう事だ新たなメインキャラという事か・・・と疑問を抱きながら読み終わってなるほど・・・となるやつ。

紙の魔術(折り紙)は前巻でだいたいパターンは見ている為そこまで目新しいのはなし。代わりに他の魔術をいくつか見ることができるので、そこから他の魔術はどんな事ができるのだろうかと想像が膨らむ膨らむ。特にマッチを使う念火師。契約する時何を触媒とするのか…

念火師というと、最初に出てきた見学の時の魔術師仲間、何人かいたけど次巻でも登場するんだろうか…意味ありげな描写もあったような無かったような。そこまで登場人物が多い作品ではないので、名前や容姿がちゃんと描写されたキャラクターは何かあるんじゃないかと疑ってしまう。工場の案内役のミス・ジョンストンも気になる気になる。

 

おわりに

読み始めたらあっというま。気づいたら読み終えてました。終盤からは読みながらどんどんページが少なくなっているけどこの後の展開はどうなるのかとハラハラしっぱなし。予定調和のお話かと思いきや中盤からの勢いは結構怒涛。この巻は3部作の2巻であり、ホップステップのステップという事を強く実感できた巻でした。次のジャンプが楽しみ。早く最終巻を読みたいです。

 

関連リンク

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