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今回のゲーム
タイトル:十三機兵防衛圏
ジャンル:ADV+タワーディフェンス
遊んでいない方への紹介
どんな作品なの?と聞かれてもなかなか答えるのが難しい本作。
システム上3つのパートに分かれており、
「追想編」13人の主人公たちの過去から今へと至る道を追いかけるアドベンチャーパート。
「崩壊編」4種類の機兵と呼ばれるロボットを操り、迫りくる敵から拠点を守るタワーディフェンス型シュミレーションバトル。
「究明編」追想編と崩壊編をすすめる事で得た情報を確認できるアーカイブ。
この3つのパートを行き来する事で、全てが未知の状態から13人の主人公たちが何時、何処で、何者で、何と戦い、何故戦い、どうやって戦っていくかを解き明かしていくゲームです。
ネタバレ含む感想
発売前から興味あったけども、そこまで急いでプレイしなくてもいいや~と楽観していたら、急なムーブメントというか2次ブームが来ちゃって中古どころか新品さえゲームショップから消えるという自体になり、今になってようやく遊べたという感じ。やはりやりたいと思ったゲームはすぐ確保しておくに限りますね。学びました。
とまぁ、そんなブームがきちゃったもんでかなりハードルは上がってしまったわけですが、ちゃんとそのハードルを見事に飛び越えるゲームだったので楽しくプレイ。
プレイ中:ははーんなるほどSFでロボットでタイムトラベルものかー。でも各自の言動や各時代が40年周期なのが怪しいし実はタイムトラベルしてると見せかけて別世界へ移動してるんじゃないの?で、そこにループによるリセットの概念が組み合わさって複雑になってるぽい。という推測。あたってそう
答え合わせ:タイムトラベルではなく平行年代の移動で、そこにループが組み合わさってるのは正解。ただしすべては仮想現実。
ぎゃーやられたー。思いっきりミスリードに引っかかってました。
いやぁお見事。あらためてアーカイブを見返していくとちゃんと1つに繋がっているので、どんな頭あったらこのストーリーを成立させたんだろうと驚嘆しました。
ラストの機兵戦後の展開はちょっと拍子抜けしたけど、それ以外は睡眠時間を削ってのめりこむようにプレイ。評判どおり期待以上で大満足です。
そしてストーリーも良かったけどADVパートで一番脳汁が出たのはやっぱり機兵起動シーン。何人かは"ふんわり"した搭乗だったけど、町や誰かを守ろうとする際の機兵起動(特に冬坂、緒方、比治山)は震えるほどかっこよく。セリフ、演出共に最高。王道一直線。それがいい。
戦闘パートは最初はあまり面白くないというか早くストーリーを進めたいのに戦闘パートこなさないとストーリーのロックが解除されなくて渋々プレイという感じだったのが、どんどんのめりこむ事に。全部のマップで評価Sをとるまで何度もやり直したり戻ったりしてました。コツがわかると楽しい感じ。久しぶりにタワーディフェンス的ゲームをやったってのもあるかも。第二世代を最後まで上手く使えなかった悔いはちょっと残ってます。東雲先輩だけレベル低かったし。
と、そんな感じでSF要素てんこもりで十二分に満足させてもらった作品でした。好きなキャラクターは"なっちゃん"と"BJ"のコンビ。焼きそばパンたべたい。ハンバァグもいいな。