氷と炎の歌シリーズ
前後のシリーズ記事
- 【読書感想】王狼たちの戦旗(氷と炎の歌2)
- 【読書感想】剣嵐の大地(氷と炎の歌3)
- 【読書感想】乱鴉の饗宴(氷と炎の歌4) (この記事)
- 【読書感想】竜との舞踏(氷と炎の歌5)
- 【読書感想】七王国の騎士 (氷と炎の歌)
今回の本
大人向きファンタジーの最高峰。
氷と炎の歌シリーズ第四部であり、ドラマ化しているゲーム・オブ・スローンズ原作。
あらすじ
“釁られた婚儀”でのロブ王の惨殺、おなじく結婚披露の宴でのジョフリー一世の毒殺、さらには“王の手”タイウィン公の暗殺と、七王国全土を暗雲が覆いつつあった。
そしてその嵐を呼ぶ黒雲は、ベイロン九世が墜死した鉄諸島にも押し寄せていた。
“鴉の眼”ユーロン、海将ヴィクタリオン、そしてベイロンの長女アシャによる、新たな王の座をかけた熾烈な戦いが始まっていたのだ!
現代最高の異世界戦史、待望の第四部開幕。
感想
翻訳者も代わるし、ドラマ版との展開の違いが明確になってくるのもこの巻あたりから。翻訳に関しては最初は戸惑いましたが後は慣れ。受け付けないというのも分かるけど頑張ろうというぐらい。
このへんが読み続けるかどうかの境目か。
内容はというと1部からの皆勤視点人物はあまり登場せず、途中参加や新規参入組ばかり。
今までの悪役が主人公になる感じなので感情移入は難しいが、彼等の思考を見る事が出来るのは今後の読後感を考えるとなるほなという感じか。
今までは沈黙していた勢力がにわかに動き出したので、今後の混沌具合に期待。
しかしほんと、焦土しか残らないぞこの国。
そしてサムとかアシャとかモブキャラがぽんぽんと視点人物に昇格し、主要キャラの脇を固めるどころか主役を喰うところに来てるのが面白い。
あと3巻で本当に終わるかが疑問…まだ風呂敷は広がるばかり。
関連情報
■シリーズ一覧:氷と炎の歌
前後のシリーズ記事
- 【読書感想】王狼たちの戦旗(氷と炎の歌2)
- 【読書感想】剣嵐の大地(氷と炎の歌3)
- 【読書感想】乱鴉の饗宴(氷と炎の歌4) (この記事)
- 【読書感想】竜との舞踏(氷と炎の歌5)
- 【読書感想】七王国の騎士 (氷と炎の歌)