今回の本
あらすじ
タランたち一党は、プリデイン国の興亡をかけ、死の国の王アローンに壮絶な戦いを挑む。そしてプリデインに新しい王がー。神秘と魔法にみちた神話的世界のなかに、人間のもつ愛や善の素晴らしさを描いた、アメリカの本格ファンタジー。★ニューベリー賞
感想
最終巻。児童文学ファンタジーの最高のシリーズでした。
全ての情景が目に浮かぶようで、キャラクター達は一人残らず魅力的。主人公タランを通じて読み手も多くのことを学ぶことができ、読後感は少しの消失感と満足感でいっぱいといった感じです。
指輪物語を読んでるか読んでないかで印象は変わるでしょうが、古イギリスを舞台にした物語のツボを抑えると、どうしても似るところは似るという事で。
指輪より低年齢向けだし。全然有名じゃないのが本当に惜しい。一時ハリーポッターブームが起こったときにこのシリーズを色んな人に勧めたが広まらなかったのが未だに納得いかない。