国内小説

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【読書感想】永訣の波濤 (グイン・サーガ143)

今回の本 巻を数えるのに130巻から数えて今は~と考えてしまった事にちょっとショックを受けた143巻。まだまだ長い道のりのようです。 あらすじと登場人物 あらすじ スカールと別れたスーティは、琥珀の力により自分には腹違いの弟が存在しただならぬ状態に置かれている事を知る。琥珀を振り切って彼を助けに行こうとするが、そこに闇の魔術師グラチウスが現れる… また、ヤガではミロク降臨の儀式が失敗した事で信者の […]

【読書感想】14歳のバベル

今回の本 「バベル」と聞くとバベルの塔、中でもブリューゲルの絵画のようなバベルの塔を連想するわけですが、この作品に登場する「バベル」はその元ネタとも言われる物が登場します。しかしそれ以外の意味もたくさん含んでいる青春物語でした。 あらすじ 8年前、日本全土を襲ったテロにより、人々は関東地方に押し込まれ、日本は電子機器(インターネット)を使わないアナログ生活を送ることを選択した。 その時のテロでトラ […]

【読書感想】屍人荘の殺人

今回の本 ツイッターのタイムラインでずっと絶賛されている(東京創元社をフォローしているから当たり前なのだが)からずっと気になっていて、図書館で借りるかーと思ったら70人待ち。1人約2週間借りているとして約2年半待たないといけないってのは流石に無理だなーという事で普通に購入しました。文庫を待つにも長そうでしたし。 あらすじ 神紅大学ミステリ愛好会の<ホームズ>明智と<ワトソン> […]

【読書感想】翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻) 

今回の本 <グイン・サーガ>の142巻。毎度ながらすごい数字でピンと来ませんがそういうことみたいです。もはや200巻までに完結してくれたらそれでいいやの気持ち。   あらすじ ミロクの降臨により熱狂と興奮に包まれるヤガ。 魔道士達の戦いに巻き込まれたドライドン騎士団の副団長ブラン、イェライシャに救出されたヨナとフロリー、勝手気ままに動くミロクの高僧であるソラ・ウィンとヤモイ・ […]

【読書感想】図書館の魔女

今回の本 ずっと読みたかった本。読み終わった後、この本を楽しんで読める事ができた自分の読書人生に感謝しました。 あらすじ 山奥の村で育った少年キリヒトは、師に連れられ首都の「高い塔」と呼ばれる世界最古の図書館の管理人、マツリカの元で働く事になる。 声を持たず、手話で話す少女マツリカ。だが彼女は「言葉」を巧みに操り、人の心理、国の方針、世界の流れをも変える「高い塔の魔女」と呼ばれる存在だった… 感想 […]

【読書感想】いまさら翼といわれても

今回の本 古典部シリーズの 6冊目。2回目の短編集。前の巻からは6年ぶりらしいです。 あらすじ 箱の中の欠落 生徒会長選挙で票が水増しされている事件が発生、投票立会人として参加していた里志は、1年生に疑いが向くのを許せず、奉太郎に推理を依頼する。 鏡には映らない 摩耶花は中学の卒業制作の時に周りの反感を買う行動をとった奉太郎の行動を思い出し、その行動の理由、謎を調べだす。どうやらそれは奉太郎の恋人 […]

【読書感想】四日間の奇蹟

今回の本 このミステリーがすごい!の第一回大賞という事で結構有名作品らしいのだが、「このミス」なんてチーム・バチスタの栄光ぐらしか読んだことない僕には全くピンと来ず。とりあえず友人に薦められるまま読んでみることに。このミス大賞ですけどファンタジー好きなら大丈夫ですよとの事。なるほど。 あらすじ  指を失ってピアノを引けなくなった天才ピアニスト如月と、その指を失う間接的な原因であり、脳に障 […]

  • 2017.06.06

村上春樹を借りて読んだけどやっぱり理解が難しかったよ

ハルキストとは縁の遠い人生だった 今まで村上春樹は大昔に「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」だけ読んだことがあって、案の定理解不能で肌に合わないし、どうも僕はハルキストになれそうもないなぁと悟って、メディアで話題になろうが新刊が出ようが10年以上村上春樹は読んでいませんでした(タイトルには凄く惹かれ続けていますが。1Q84と騎士団長殺し。内容はまったく知らんけど)。 だけど先日、なんとな […]

【読書感想】華胥の幽夢 十二国記

今回の本 王達の願い、理想、葛藤が詰まった十二国記の短編集。 感想 十二国記初の短編集。表題作だけ少し長いですがどれもサクッと読めます。世界のあり方、十二国記世界の解き明かしというよりは、人の、王の、心の話が多いです。 いかに麒麟が選ぶ天意で選ばれた王だとしても、悩みは尽きないわけで。その王達の苦悩が見て取れるので、王としてだけではなくその人間の部分が見えるのが面白い。 物語は5篇。 ・冬栄-泰麒 […]

【読書感想】黄昏の岸 暁の天 十二国記

今回の本 行方不明になった麒麟を探す逃亡の将軍が天の意志に翻弄される、十二国記のメインストーリーの現状最終巻。 感想 他の巻は読みながら過去に読んだ時の情景を思い出しながら読めたのですが、この黄昏の岸~は頭の中からストーリーが抜け落ちているのか、ほぼ初見のような感覚で読めました。良いことのような気がするけども、それだけ印象に無かったということか。アニメでもやってないというのも大きいのかも。 今巻の […]

【読書感想】図南の翼 十二国記

今回の本 若干12歳の少女が国を憂い、国に平和をもたらそうと決意する。その王になるまでの道程を描く十二国記の外伝的作品。 感想 実は十二国記シリーズで一番好きな作品がこの図南の翼。12歳にして生意気で高圧的で正論を言う主人公珠晶がまぁ可愛い事。実際目の前に居ると作中人物達のようにため息しか出なくなるような小生意気な子供でしょうけど。 その主人公珠晶。裕福な家で育ち、行動力もあり頭も回るが激情家とい […]

【読書感想】風の万里 黎明の空〈下〉 十二国記

今回の本 故郷も立場も違う3人の少女を通じて、世界の厳しさとそれぞれの成長を描く十二国記第四章。その下巻。 感想 上巻から続いて下巻。今まで戦争のシーンはほとんど描写されていなかったのが、この巻では結構な勢いで人が死にます。月の影 影の海のラストでバッサリカットされてた戦争シーンでも、陽子は自ら剣を振って責任を果たそうとしていたんだと解ります。 下巻では陽子は拉致された師を助けるため、鈴は一緒に旅 […]