【読書感想】ウィッチャーII 屈辱の刻

【読書感想】ウィッチャーII 屈辱の刻

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ウィッチャーシリーズ

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今回の本

1に続いて2も連続で。この続きを読むまで8年かかったというのは改めて驚き。読めてよかったなぁ。

あらすじと登場人物

あらすじ

自身の持つ力を制御すべく、イェネファーの元で魔法を教わるシリ。イェネファーに連れられ魔法使い達の会議が行われるサネッド島へ来たが、魔法使い達は来る帝国と北方諸国の争いに加担すべく、帝国派、諸国派、中立派の3つの派閥に分かれて争っていた。

ゲラルトも島に訪れ、シリと無事に再会しイェネファーと和解。イェネファーによって魔法使い達に紹介されるも中立のウイッチャーとして振る舞っていたゲラルトだったが、やがて権力と政治のゲームに巻き込まれていく…

登場人物

ゲラルト

白狼の二つ名を持つ魔法剣士<ウイッチャー>。魔物退治を専門とする賞金稼ぎだが、普通の人間では束になっても歯が立たない腕前を持つ。イェネファーと和解したものの騒乱に巻き込まれる。

シリ

運命に翻弄されるヒロイン。ウイッチャーの技、魔法使いの術の教えを受け、素質を伸ばしているがまだまだ子供。今回はシリに大きな試練が訪れる

感想

今回はサブタイトル「屈辱の刻」の通り、登場人物達が屈辱に塗れる試練の巻だった。中盤から終盤に入る辺りからは息をつかせぬ展開で、どうなってしまうのかとハラハラドキドキ。シリに訪れた試練は読んでるだけで辛く、それでも前を向いて生きようとする姿勢に感極まる。ほんと強い子だ…。

しかし魔法使いの会議は覚える事が多すぎて大変だった。思った以上に魔法使いが多いのと、まだ各国の国名と国主の名前を覚えきれてなかったのでもう誰が誰で何処が何処やら。最初はそんなに大事じゃないだろーと適当に名前はスルーしていたけど途中からの怒涛の展開でオマエはダレ派?オマエはダレに仕えている?ダレ派??となって混乱をきたしたので舞踏会シーンまで戻って国と国主と使える魔法使いの方々の名前をメモっていく始末。そこまでやってもイメージがつかなかったのでゲームの方のウイッチャー世界の地図と照らし合わせる。そこまでやると流石にすごくわかりやすかった。というか地図やっぱり欲しいな大陸図。ゲームのウイッチャーの地図すごいわかりやすかったし、同じようなのが小説の最初に欲しい。地図ならニルフガード帝国の大きさから北方諸国との国力の差も一発でわかるし。

あと家系図もちょっと欲しくなった。シントラの雌獅子とシリとの血縁関係の説明があったけど正直文字を読むだけだと忘れやすくて…読書メモ作ればいいだけなんですけどね。

まぁとにかく全5巻のシリーズの2巻目にしては話がすごい動いた気がするけどこれからまだまだ二転三転していくのか、ダンディリオンの活躍は、ゲラルト以外のウイッチャーの再登場は、ボロボロになった魔法使い達は、そしてこれからゲラルトとシリがどう盛り返していくかなどなど、楽しみは尽きないなぁ。

 妙にウケたシーン

ゲラルトがガマガエルと評される所はニヤニヤ。色々な美女と浮き名を流す彼はこの世界の感覚ではかなりのイケメンなのだろういう認識(実際ゲームのウイッチャー3のゲラルトはかなりのイケオジ)だったけど、ゲームのウイッチャー1のムービーだけ見たらその時の顔は確かにカエル顔。これは確かにガマガエル呼ばわりも致し方なし。

おわりに

もうウイッチャー世界を読めば読むほどハマりこんでいっているのが分かるんで、はやく次の3巻目を読みたくてしょうがない。そしてそれが終わったらゲームの1から3までプレイするんや……。3は既プレイではあるものの本筋の王道な選択肢なプレイしかしてないし、1、2からじっくりプレイしていきたいところ。

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