【読書感想】龍のすむ家

【読書感想】龍のすむ家

今回の本

本屋で文庫になっているのを発見したので衝動買い。タイトルはどこかで見たことあるレベルというぐらいの事前知識でした。

あらすじ

下宿先を探す大学生のデービットはある気になる下宿人募集の張り紙をみつける。そこには「下宿人募集——ただし、子どもとネコと龍が好きな方。」とある。

何か秘密をもつ下宿先母娘との交流と、部屋の至るところにある龍の置物。そして庭にいるリスとの物語。

感想

竜じゃなくて龍なんですね、改めてタイトルみると。なんでだろう。ヨーロッパでイギリスなので竜でいいのでは。長虫までいくと狙いすぎだけど。装丁とかのイラストをみても東洋の龍じゃなくて西洋竜。うーんちょっとしたことで最初からひっかかってしまった。

基本的にほんわかしたロウファンタジーのストーリーだったけど、どの層にターゲット当たってるかが謎だった。児童書のくくりなので子供向きなのだとは思うけど主人公デービットは20才の大学生。すごいお人好しで良い奴だとは思うけど子供がそのまま感情移入するのは難しいと思う。じゃあ子供となると登場するのが家の娘のルーシー。なんというか全然言うことはきかないわワガママだってだけでも割りと嫌いなキャラクターだけど、年齢が10(もうすぐ11)才。8才ぐらいだとそんなものかで終わるけどもこの年齢でこの精神年齢は辛い。お話作ってを連呼してくるのも辛い。デービットがよくつきあってられるなといレベル。本当にデービットはいいやつ。そんなルーシーに感情移入する・・・のはちょっと難しそう。

あと話のメインストーリーは基本的にリス。龍じゃない。話のほとんどをリスを巡るアレコレで占めているので龍という存在自体が完全にストーリーの中の舞台装置の1つ。メインストーリーに絡んでくるのは次巻あたりからみたいなので「龍がすむ家」というタイトルから期待した分はぜんぜん得られなかったので消化不良なところも。

終わりに

長いシリーズの序章という感じなのでファンタジーというか龍が絡んでくるのはこれからってところでしょうが現時点で脱落ぎみ。次に読むものがまったくなかったらシリーズの次にチャレンジしようかというぐらいです。話が壮大になりすぎず、このままほんわかした家庭内ファンタジーを続けるんだったら読もうとも思うけどもどうも次巻以降のあらすじを見る限りそんな事はないみたい。趣味に合わず残念でした。

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