【読書感想】翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻) 

【読書感想】翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻) 

グイン・サーガシリーズ

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今回の本

<グイン・サーガ>の142巻。毎度ながらすごい数字でピンと来ませんがそういうことみたいです。もはや200巻までに完結してくれたらそれでいいやの気持ち。

 

あらすじ

ミロクの降臨により熱狂と興奮に包まれるヤガ。

魔道士達の戦いに巻き込まれたドライドン騎士団の副団長ブラン、イェライシャに救出されたヨナとフロリー、勝手気ままに動くミロクの高僧であるソラ・ウィンとヤモイ・シン。なんとか合流した彼らは、打倒<新しきミロク>の為に機を待つことになる。

いっぽうその頃、黄昏の国を通りヤガを目指すスカール一行。ヤガの異変に気づいた彼らは安全の為にスーティを黄昏の国に残したまま再度ヤガへ潜入する。

また別の場所。カメロンの亡骸と共にパロから離脱したマルコとドライドン騎士団の面々は、その復讐を胸に沿海州のザカッロに到着する。そこで彼らが偶然出会った人物とは…

感想

今回の話としてはミロクに来ていた人物達の合流の話と、パロからの離散勢の合流の話の大きく2つの合流話という感じでしょうか。ミロクの方は、色々あって黄昏の国を旅していた鷹が守る対象は放置して置いていくわ新たな登場人物まで見つけてくるわというなかなかの展開。ミロク篇もクライマックスが見えてきたかなという感じですがミロク篇も結構長いので鷹にはそろそろバシッと解決して草原に戻るなりゴーラに行くなり話の動かし役になって欲しいところ。流石にブロンには荷が重いでしょ。

パロ合流の方はイシュトから離れたドライドン騎士団のモブの面々がまさかの名前持ちキャラに昇格して新たな展開を作っていく感じ。名前つくだけかと思ったら結構話に絡んできそうだったのでちょっと困りました。たぶん次の巻がでる頃には覚えてないぞこれは…と思っていたらセルフ解決してくれる見事なあだ名!これは覚えやすい。

しかし気になったのがベテラン騎士団員のアストルフォおじさん。いいのかその名前元ネタ的に理性蒸発のやべーやつだぞと思ったけどイシュトヴァーンも元ネタ名前は聖王だし今更か。響きだけで採用しているとはわかっているけれどもアストルフォはなかなか珍しい固有名詞なので余計に気になった。

うっかり見てないところで死にそうだったヴァレリウス君も合流して落ち武者パロ組はこれから意気揚々とパロ奪還に向けて動くんでしょうけどたぶん全員ロクな事にならないんだろうなぁと。いまから悲しい。

次からはスーティのターンかな。この子には幸せになって欲しいという気持ちと、早く10年後とかに進めてちゃんと年相応の活躍を見せてほしいなという気持ちがある。割りと登場するたび複雑。

終わりに

130巻で原作者が亡くなって以降、新たな二人の作者でケイロニア篇、その他地域篇と進めてきたグイン・サーガですけどケイロニア方面を担当されていた宵野先生の体調不良という事で今後しばらくケイロニア以外の流れだけ刊行していく感じみたいですね。刊行ペース的に2巻前の出来事はなかなか覚えていない状況だったので読んでるコチラとしてはちょっと有り難いですが…原作者が途中で亡くなったというのもあるので、体調万全にしてケイロニア篇の続きを書いてもらいたいところ。

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