【読書感想】風の海 迷宮の岸 十二国記

【読書感想】風の海 迷宮の岸 十二国記

十二国記シリーズ

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今回の本


異世界から帰ってきた麒麟を通じて、麒麟の生体と王の選定を知る事ができる十二国記の第二章

感想

とりあえず泰麒がかわいい。外伝であり十二国記シリーズの原点である「魔性の子」を読んだ後だと印象が大きく違うと思う。時系列ではコチラが先だけれども、怪奇要素のネタバレを考えるとやっぱりコチラを後に読んだほうがいいはず。

麒麟ではあるが異世界暮らしによって麒麟の本能的な行動を全く行えず、優しいが自分に自身がない泰麒。それを見守り慈しむ優しい女官と女怪のやり取りは凄く微笑ましくてほんわか。「愛情」が文章から滲み出ています。もうほんと前巻の陽子の苛烈な冒険とは大違い。前巻は王の苛烈な成長物語だったけれども今巻は麒麟の優しい成長物語。取り巻く周りの人物の差か。

後半は王の選定が開始され、麒麟と王の関係、王と麒麟が国を治める意味が解き明かされていくんですけど、驍宗が初回に読んだときより印象が優しい。悩める泰麒を常に気にかけ、最後も優しく手をかけてあげる。なんとなく泰麒は驍宗に謝らなければいけないような気がしながら読んでいたけど、全然そんな事は必要なかった。優しい出来る大人。覇気は怖いけど。

参考

十二国記 – Wikipedia

十二国記 | NHKアニメワールド

追いかけておけば幸せになるかもしれないリンク

小野不由美「十二国記」/新潮社公式 (@12koku_shincho) | Twitter

小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト|新潮社

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